2008年07月31日

「急ぎ」はヤベーんじゃね?

先日、知り合いの経営者から、以下のような相談があった。

その知人は、今のオフィスが狭いから、新しいオフィスを借りようと思っていた。
良い物件があったので、管理をしている不動産屋さんに申し込みをした。
申し込みとは、必ず契約する、というものではなく
「とりあえず、入りたいと希望していますよ」
という意思表示のレベルとのこと。
すると、不動産屋さんから、最初の条件と異なる金額でオファーがあった。
全体の金額からすればわずかなものだったが、保証金が1か月分加算されていたのだ。
そして「この物件は人気があるので、今日中に連絡してください。それまで抑えておきます。急ぎになってしまいますが、よろしくお願いします」とのことだった。

知り合いは私に「どうしたらいいでしょうかね? 急ぎみたいなんですが」と相談してきた。
一緒にあれこれ考えて、以下のように答えることになった。

とても契約したいと思っています。
ただし、条件が変更になっているので、社内でも話し合いをしなければならず、顧問の税理士にも相談した上で、となります。
4日いただければ、ちゃんとご返答できると思いますが、今日中ということであれば、残念ですが白紙にしてください。


と。
今後もその不動産屋さんにお世話になる可能性もあるため、穏便にということで。

まぁ、なんというか、あれですよ。
条件うんぬんよりも「急ぎ」というのが問題だと思う。

もちろん、最初と条件が違うってのも誠実とは思えないのだけど、百歩譲ってそれはOKとしよう。
ほんとに人気があるなら、欲が出てしまったのかもしれないし。
契約ではなく、あくまで「申し込みレベル」だったわけだから、先方にも改めて条件を提示する余地はある、のかもしれない。

この「急ぎ」が曲者である。
私は「急ぎ」にいつも演出の匂いを感じてしまう。
本当に差し迫った状況というのもあるんだろうけど。

「急ぎ」と言われると、言われた当人は慌ててしまって冷静な判断ができなくなる。
プチ・パニック状態にするには「急ぎ」は有効で、かつ「行動させるため」の最後の一押しにもなりえる。

1vs1の交渉で「急ぎ」を持ち出すというのは、明らかに相手のペースだから、これはやめておいた方がいいと私は思う。

もちろん、以下のような場合での急ぎ、というのは、良いと思う。

たとえば、新しいスポーツクラブができた。
明日から営業開始します。
営業開始から1週間以内に申し込みをしてくれれば、月額1万円が6000円になります。あと7日間しかありません。急いでお申し込みください!!!


みたいなもの。

私は何かを購入するとき、あるいは契約をするときに「時間があまりありません。早めに決断してください」と言われると、ほぼ見送ることに決めている。
その場で答えを出さない。

自分の審美眼に自信があって、さらに購入をすでに決めている場合でも相手から「急ぎ」と言われたら慎重に検討した方がいいと思う。

チャンスの女神には後ろ髪はない

というコトワザがある。
つまり「すぐに判断して手を出さない」とチャンスの女神は前髪しかないから、捕まえられない。

これはある意味あたっていると思うが、チャンスの女神は「急げ」とは言わない。
あの女神は無口である。当然、私は話をしたこともない。

買わないで損する、というのは考え方にもよるが、ありえないと思う。
もちろん、機会損失って言葉があるくらいだから、道理では「買わないで損する」はあるんだろうけど、そもそもなかったものであるから、何も変わらないわけだ。
買って損した場合の被害は、払った金額の全てが損になる可能性もある。

比較にならないと私は思う。
まぁ、考え方は人それぞれだろうけど。

そして交渉相手が言う「急ぎ」とは

差し迫った状況

であることは少なく

あなたに時間を与えないための手段

であることが多いんじゃないかな?
うがち過ぎなのかな、私は。

今回の知人と不動産屋さんのやりとりが、果たしてどちらのケースだったかは知らない。
ただ、そういうつもりでいた方が、火傷をしないで済む、という話。

誰かに「今すぐ、ここで決めてください」と言われたら、必ず「私はいますぐ契約したいですが、パートナーと相談しなければ決められません」と答えるようにして欲しい。

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posted by 手嶋 at 13:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

タクシー代、1割以下に=チケット停止1カ月

以下、時事通信のサイトから転載。

タクシー代、1割以下に=チケット停止1カ月−出先への拡大や期間延長も・国交省

7月27日2時32分配信 時事通信

 国家公務員が運転手からビールなどを受け取っていた「居酒屋タクシー」問題などを受け、国土交通省が本省職員約4000人を対象にタクシーチケットの使用を停止してから1カ月が過ぎたが、例年なら月1億円に上る本省職員のタクシー代が10分の1以下に激減したことが26日までに分かった。
 同省は「終電までに帰れるよう、急がない仕事は翌日に回すなど職員の意識が変わりつつある」と分析、地方出先機関への拡大や停止期間の延長を検討している。
 関東地方整備局職員による年間490万円ものタクシー券使用が発覚したこともあり、同省は国会閉会後の6月23日から2カ月間の試みとしてチケット使用を停止した。
 本省のタクシー代は年12億4000万円(2006年度)で、例年6、7月は週約2500万円に達するが、チケット停止後の1週目は94%減の約150万円に急減。2、3週目も同水準という。 


なるほど。すごいですな。

もう一度、引用しよう。

終電までに帰れるよう、急がない仕事は翌日に回すなど職員の意識が変わりつつある

タクシーはタダではない=なるべく終電で帰る

というのは、恐ろしいまでの意識の変化ですね。

風が吹いてきたんでしょうか。

この調子でがんばれば、2万4000年くらいしたら、うちみたいな零細企業の金銭感覚に近くなると思います。

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posted by 手嶋 at 00:12| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

おでんをシャンパンで食べると「おでシャン」らしいぞ

日々の出来事や感想などを一日ごとに日付を添えて、当日またはそれに近い時点で記した記録。

大辞林第二版によると日記とは、上のような意味らしい。

ということで、たまには日記を書いてみっか。

このところ、自宅では冷房を28℃くらいにしている。
油断すると(?)暑い室内温度である。
風呂あがりなどは快適とは言えない。
ただ、そのちょっと不快な中で食べるスイカが美味い。
塩を少しふって、かぶりつくのだ。

今、このblogも、スイカを食べながら書いている。

シャリシャリ。

昨日は羽重さんが提案している「おでシャン」を体験した。
お寿司とシャンパンをあわせて楽しむ「寿司シャン」が流行っているらしいが、それに対抗した、おでんとシャンパンの「おでシャン」である。

http://www.hajyu.jp/ode-cham.html ← おでシャンはこちら

ただ「おでシャン」を試したわけではない。
経費で落とすために、当然、仕事をからめるウレ。

仕事をしているのか、おでシャンしているのか、よく分からないまま、酔っ払って、余計によく分からなくなった。

そんなロマンティックな夜である。

「名刺活用.com」のリリース記念の打ち上げと、高木さんの「1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方」出版記念を兼ねた集まりだった。

高木さんに加えて、ジェネシスインフォメーションテクノロジーの大村社長、早川取締役、石川さん、オキーフの松井君、手嶋。
名刺活用のアイディアなんかも話し合った。

http://www.meishi-katsuyo.com/idea_blog/20080724-post-25.html ←高木さんの著作

これ、ほんとに面白いので、オススメ。
出版してから反応も多いとのこと。
今日も読売新聞の取材があると言っていた。
高木さんに乗っかって、名刺活用.comもスクスクと育ってくれると嬉しい。

欲望にまみれるウレ^−^

ミーティング兼飲み会が終わってから、恵比寿アトレの本屋に寄った。

北方謙三著「楊令伝」の6巻が出ていたので、購入。
つまらない本が続いた時の保険として、我慢するつもりが「読みたい汁」がダラダラと流れ落ちて、読んでしまう。
いやーん。
汁怖ーい。

キモイですね、すみません。
ちゃんと感想書きます。

6巻は1〜5巻の各登場人物の動きを、整理もかねて移動し終えたところ。
あわせて、後半の激しそうな展開にむけての準備といった雰囲気。
そろそろ楊令に共感させておくか! という北方さんのテクニカルな笑いが活字の向こうからほとばしっていた。
5巻のお話そのものは、躍動感があるわけではない。
戦もないしね。
まぁ、静かさがまたイイのだ。
7巻以降に訪れるであろう確かな快感の予感が、この静謐に込められているのだ。
しかし、童貫が王進の山に来るとは思わなかったな。ここはあまり巧くなかったけど・・・
おそらく、無茶な勝利のための複線なんだろうけど、魔法はダメよ。ここで滑らないから北方さん凄いのに、ほんとに、たまーに、やっちゃんだよなぁ。そこがまたいいのだけど。

小説は北方さんのだけで、他にはマーケティングやら投資の本を何冊か買った。

数年ぶりに「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでみたが、以前と印象がぜんぜん違う。
ドラッカーもそうだけど、名著というものは、読む度に違う発見がある。
にしても、ロバートキヨサキって不思議な人だね。
文章って上手い人と下手な人しかいないと思っていたのに、どっちでもないんだよ、この人。
まぁ、内容はピカイチだから、それに文章力が対応していないので、違和感があるのかな。
野球が世界で一番上手いのに、100メートル走はクラスで一番、みたいな違和感かな。

よくワカンネ!(by えぬじぃ)

最近、少し凝っているマーケティングの本は藤村正宏氏のものだ。
エクスペリエンス・マーケティングというらしい。
とりあえずビジネスで結果を出したい人は、ぜひご一読を。
「集客に、お金はかからないのです。」なんてステキ本だった。

マーケティングをコトラーとかドラッカーを読んで定義・体系化した人が読んで、果たしてどう把握するのかはよく分からないが。

基本的に神田さんのエモーショナルマーケティングの系譜なんだけど、平さんみたく変な方向に行っていない、正統派の実践マーケッターの匂いがする。しばらく注目していようと思う。

ちなみに、藤村さんの本を読んだあとに

「オモシレー、もっと食いてえ」

と思ったら、エイブラハム「ハイパワーマーケティング」、チャルディーニ「影響力の武器」などを読むと、満腹になるお!




まぁ、エイブラハムもチャルディーニも私に比べたら雑魚ですが







すみません、一度、言ってみたかっただけです。(by dogskiller)

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posted by 手嶋 at 00:29| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

みんな天国に行きたがるけど、死にたがる人はいない

みんな天国に行きたがるけど、死にたがる人はいない

テキサスのことわざらしい。

なかなか衝撃的である。
ってか、ハビった!(ハビるって意味わからんが、まぁノリで^−^)

どう?
どうどう?

私だけなのかなぁ、これに感心したのは。

たとえばオヤジギャグというのがある。駄洒落のことを指すのかな?
まぁあるじゃん。

たとえば

アイスを愛する

とか

ふとんが吹っ飛んだ

とか、そういうの。

あれ、まったく面白くないのだけど、言ってる本人は楽しそうである。

よく分からんが、ああ、ウレ、今、ウマイこと言った!

みたいな快感があるんだろうか。
いまいち理解に苦しむのだが、私もあと10年くらいすれば、狂ったようにオヤジギャグを連発して、自分の天賦の才に酔うのかもしれない。

と最近は弱気。

さきほどのテキサスのことわざだが、ふと思ったよ。
10年前に私が目にしていたら、大して感心もしなかったのかも、と。

笑いや感心のセンスというものは、一部、確かに経年劣化するところがあると思う。

なんとなく、テキサスのことわざに感心した自分を眺めて、あーあ、みたいな気分になりましたよ。

ま、いいけどね!

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posted by 手嶋 at 17:08| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

【俺からの提言】日本人よ、ちゃんと辞書をひけ!

ネタもないので、私とワイフが交わしている私的なメールについて、今日は公開しようと思う。

奥さんとの私的なメールなんぞ、誰も興味がないと思うので、公開はこのblogの終わりの方でするとして、世間話からはじめる。

私はあちこちのblogを見て回るが、日本語の危機なんではないか? と思ってしまう。

一応、決意を表明しておく。

これ以上の日本語破壊を、私は許すつもりがない。

もちろん、時代によって言語は変化していく。

容認さぜるをえないことも了解している。

古き良き日本語を愛する私からすれば「マジで?」だの「ウケる」といった珍妙な表現を好んで使う人種は遠い。

そう、ただ遠いだけだ(ここ、少し格好良いところ)。

「ギザ」「ぽっぽ」に至っては、その意味を調べたら負けだと思っている。

ただし、これらは「間違っている日本語」あるいは「オフィシャルではない表現」であることを自覚して、書き手は使っているわけだ。
確信犯なのである。
中には面白い表現もある。

そこについては、多くは言うまい。

ただ、遠(以下、略)

もっと問題なのが、辞書も引かずに、いい加減な日本語を使う輩だ。

それを私は憎む。

憎悪する。

嫌悪する。

馬鹿なくせに利口ぶって使った単語が間違っている
この恥ずかしさは、はっきり言って大量殺人者以上の名誉毀損である。
意味分からないが、それくらい酷いってことである。

なぜ、ほんの少しの努力、つまり辞書をひくという行為をしないのであろうか。

間違った表現、日本語を得意顔で垂れ流して、恥ずかしくはないのだろうか

個人の問題といえば、それまでだが、目を覆いたくなる。

見たくない、関わりたくない、消えてほしい。

切実に思う。

昨日、私はblogを書いた。

相変わらず、冴えわたった見識の高さと完璧なる日本語に、我ながら恐怖した。

対処療法はダメ! という天才的な論文である。

世の中に警笛をならした、ジャーナリズム精神がほとばしる。
昨日の記事だけでも、手嶋ファンが168人増えたとも言われている(2008年 手嶋総合研究所 調べ)。

私の叩く木鐸が、確実に世の中の知識階級を動かして、刺激を与えていることに、満足している。
全ては完璧なる日本語に裏打ちされたテキストのなせるわざだ。

まぁいいとして。

対処療法 = (病気の原因に対して行う療法でなく)表面にあらわれた種々の症状に対して適切な処置を行なって患者の苦痛を除くことを主眼とした治療法。
※三省堂「大辞林 第二版」

だと思いこんで使っていたのだが、奥さんからこんなメールが届いた。

080717-bk.JPG

調べてみたら、対処療法なんて言葉、存在していませんでした。

ぎゃはははははは。

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※昨日のblogは修正のうえ、証拠隠滅しました。
posted by 手嶋 at 16:58| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

みずほ銀、ATMで携帯電話の使用禁止へ 振り込め詐欺防止

みずほ銀、ATMで携帯電話の使用禁止へ 振り込め詐欺防止
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200807170050a.nwc

ニュースを要約すると、

振り込め詐欺は、被害者に対して携帯電話で振込みを誘導する手口が多いから「禁止」

とのこと。

モグラたたきの様相を呈してきたなぁ、と思いながら、いろいろ考えた。
まぁ、それはあとで書くとして、昨年あった出来事を紹介したい。

ある夏のロマンティックな会話である。
登場人物は、うちの母親と詐欺師。

あ、ロマンティックは嘘です、生意気言ってすみません。

母親に、振り込め詐欺の電話があった

交通事故だか妊娠だから分からないが、とにかく金を300万円振り込めという電話が「自称ウレ」からかかってきたらしい。

途中で怪しいと思った母親が

「あんた、目黒の会社はどうなんだい?」

と質問した。

オキーフは恵比寿だから、目黒ではない。
取締役をしているハイエロファントも板橋であって目黒ではない。
しかし詐欺師は

「うーん、まぁまぁかな」

と、答えたらしい。
母親は「あんたにそっくりの声だった」というが、多分、ぜんぜん違うんだろうな、とは思う。
うちの母親に限らず、高齢の女性からすれば、中年男性の声は区別がつかないみたいだから。まぁ、それはどうでもいいが。

次に母親は

「社員の山田さんは元気なの?」

と質問したらしい。
もちろん、うちに山田さんなんていうスタッフはいない。

「ああ、元気だよ」

と詐欺師が無責任に相槌をうったので、バレた。


┏(^o^)┛バレた!!!


せっかく電話をもらったからと、少しは詐欺師とのやりとりを楽しんでくれれば、と思ったが、どうやら冷静なようでいて母親はきっちりパニックになっていた。


┏(^o^)┛さすがプロ!!!


まぁ、思い出話はいいとして、さきほどの「携帯禁止」について。

これ、対症療法でしかない。

携帯の使用が禁止になればなったで詐欺師は

「ATMでは携帯が使えないので、メモしてください。これからすぐに移動するから、連絡もつかなくなります」

と言うだろう。

抜本的解決をしないとダメじゃん!

振り込め詐欺の被害そのものが発生しないように出来れば、これに越したことはない。

たとえば。

非現実的な発想で考えれば、お金をこの世からなくす、というのも、方法のひとつであろう。

お金がなくなれば、詐欺なんてやりようがないわけだから。

え?
ウレのことキチガイだと思った?

いあいあ、冗談じゃなくて、問題解決ってのは、最初のこういうアプローチが大切だと思う。

まじまじ。

目的を明確にして、自由な発想のあと、現実的な路線に落とし込む。最初にリスクやら制約やらに縛られるから、目的と手段が入れ替わったような、珍妙なルールが生まれたりするのだ。

とはいえ、まずは振り込め詐欺そのものを分解してみよう。

要点を整理すると、だいたいこんな感じか?

・本人を名乗る=信じてしまうと、それで話が進んでしまう
・交通事故、示談、弁護士など非日常的な話から始まる=パニックになりやすい
・緊急である=あまり確認がとれない
※いまは手口も複雑化して、還付金をからめたものなどもあるみたいだけど。

ATMでの携帯使用を禁止する前に、もっと抜本的解決はないか、上の条項から逆算してみる。

まず「俺俺」と言われたら、やはり息子なり孫だと思ってしまうよなぁ。
私に「俺俺」みたいな電話をかけてくる人がいないから「そんなバカな」と思ってしまうが、たとえば自分に息子ができて、その息子からたまに「俺俺」と電話がかかってきたら、それは信じてしまうだろう。

次に交通事故だの示談だのという話。
私であれば顧問弁護士がいるので、何かあればすぐに相談する癖がついてしまっている。
つまりワンクッションあるからかなり防げるとは思うが、普通はあまり弁護士などのブレーンはいないだろうから、ここはパニックになってしまうなあ。うーん。

最後に緊急事態。
冷静に対処してほしい、と言うのは簡単だけど、詐欺師としては冷静に対処させないための強力なテクニックであるから、そりゃ無茶だろう。
うまいというか、なんというか。
とにかく、常識人であればあるほど、目の前の障害を取り除くことを最優先してしまう気持ちも分かる。

こうして並べてみると、人間の心理をついた、地獄のようなマーケティングの手法がテンコモリになっている。

ここまで考えられるなら、普通のビジネスでもイケると思うが、回り道とか地道が嫌いなんだろうね、犯罪者は。

褒めたらいけないが、とにかく、凄いなぁ。

と感心ばかりしていてもなんである。

なんか考えないとね。

さきほども書いたが、本来、私は対症療法ってダメだと思っている。

たとえば、京都で「夜のコンビニに不良がたむろするから、環境が悪くなる」ということで「コンビニの深夜営業自粛を求める」自治体とか、まぁ馬鹿を通り越して喜劇的でさえある。
便利というコンセプトを商品化したコンビニに対して、深夜営業自粛しろって、映画館に対して「引き続き、ジュース、お菓子、パンフレットの販売は認めるが、映画は目が悪くなるから上映禁止」と言ってるようなもんだろう。

ただ、この振込み詐欺に関して、ATMの携帯禁止は対症療法であるが「お金禁止」みたいな超抜本的解決策が提示できない以上は、なんとなく対症療法の連続でもいいような気がする。

人間の心理をついた、悪魔マーケティングを詐欺師が使うのであれば、どっちにしろ、いたちごっこにならざるを得ない。

なにしろ、抜本的解決が仮に出来たとして、さらにそこに網をかけて詐欺師は発想するわけだ。
完璧防止というのは無理である。

であれば、いたちごっこを前提にしてしまって、細かく対応して、そのたびにニュースにして、こうして継続的に世の中の注目を浴びるようにしていくのが、一番なんだろうな、と対症療法に珍しく共感した日だった。

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 みずほ銀行は16日、「振り込め詐欺」で携帯電話を使って入金を誘導する手口が増えていることを受け、全国に約1200カ所ある支店や出張所、無人店舗などのATM(現金自動預払機)コーナーでの携帯電話の使用を今月中にも原則として禁止することを明らかにした。

 携帯電話の使用を控えるよう利用者に理解を求めるためのポスターを掲示するほか、ATMへのステッカーの掲示や携帯を使用するとブザーが鳴る装置の設置を検討しており、被害を水際で防ぐ。携帯の使用禁止は大手銀行では初めてで、他行でも同様の動きが広がりそうだ。

 銀行口座に高額の現金を振り込ませる「振り込め詐欺」の被害は、手口が巧妙化し今年に入り急増している。被害額は1〜4月で110億円超と、前年同期比1・7倍に上っている。

 特に、携帯を使った「還付金詐欺」と呼ばれる手口が横行しているという。

 手口は、「税金の還付金を支払うと言ってATMの操作にうとい高齢者を誘い出し、携帯でATMの操作を巧みに指示し、被害者の口座から別の口座に出金させる」(大手銀行関係者)という。

 これまでも、各行は携帯電話で話しながらATMを操作する高齢者などを見かけた場合、行員が声をかけて説明するなどで振り込め詐欺の防止に努めてきた。ただ、無人のATMコーナーも多く、被害防止に限界があり、みずほ銀では携帯の原則使用禁止を決めた。

 全国銀行協会も加盟128行に対し、ATM付近での携帯電話の使用自粛を利用者に求めていくことを22日の理事会で申し合わせる方針だ。全銀協では今月中に携帯の使用を控えるよう呼びかけるポスターを数万枚規模で作成することにしており、みずほ銀はこのポスターを全店舗で掲示する。

 みずほ銀ではこのほか、独自に携帯使用の自粛を呼びかけるステッカーを作成し、約5600台ある全ATMに掲示したり、携帯の電波を感知するとブザーが鳴る装置の導入なども検討している。

 ATMコーナーでの携帯の使用禁止では、長野県JAバンクなど地域金融機関の一部で広がっているが、全国規模で店舗を展開する大手銀では初となる。15日には警察庁と法務省が「振り込め詐欺撲滅アクションプラン」をまとめており、民間レベルでの取り組みを求める声が高まっている。
FujiSankei Business i. 2008/7/17 より転載
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200807170050a.nwc

posted by 手嶋 at 14:48| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

グーグルが仮想空間に参入、セカンドライフに対抗

グーグルがセカンドライフに対抗する仮想空間サービス「ライブリー(Lively)」を開始した。

そのうち、始めちゃうんだろうな

とは、誰でも思っていたと予想するが、始めちゃいましたね。

セカンドライフは少しだけやったことがある。

友人の社長さんが、IT系の社長さん数名と一緒に、セカンドライフ専門の会社を作り、あっちこっちのマスコミに引っ張りだこになっていた。
私も設立前に誘ってもらったのだけど、本業が忙しくて、結局、話を逃してしまった。

嘘です。

別のオンラインゲームにハマってて、そっちに夢中でした。

ぎゃはは。

しかし、いつも思うのだけど、このグーグルって会社は、発想のスケールが違うんだよなあ。

本来、ここでユーザーを組織化したいと思うはずなのだけど、グーグルの戦略は「インターネットを使う人は、全部グーグルの会員」という前提からスタートしてるんじゃなかろうか?

コンテンツ(コップの中のジュース)の目新しさや技術力、あるいは性能が目立っているけど、私はそういうコンテンツよりも、グーグルという思考のコンテクスト(コップそのもの)が凄いと思う。

自由なアイディアや、大胆な発想は、恐怖とは相いれない。
グーグルには、恐怖というものがないのだろうと思う。
恐怖がないから、なんとなく昆虫がテキパキと次々にサービスをリリースしているイメージになってしまうが、会ってみると(会ってみるって意味分からんが)案外、無邪気な人(人でもねーが)かもしれないね。

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以下、AFPBB Newsから転載
【7月10日 AFP】インターネット検索最大手グーグル(Google)は8日、インターネット上の仮想空間サービス「ライブリー(Lively)」を開始した。ソフトウエアは無料で、自分の仮想空間を作り、自分のウェブサイトに組み込んだり、他のオンラインサービスとも連携させて楽しめる。セカンドライフ(Second Life)に対抗するサービスとなりそうだ。

 ライブリーでは、ユーザーはウェブ上に仮想の「部屋」を設置、ネット上のキャラクターとなるアバターを設定する。動画投稿サイト・ユーチューブ(YouTube)やウェブアルバムPicasaなどと連携しており、室内はこれらのオンラインサービスで提供されている写真や動画を貼り付けて、自由に「装飾」することができる。

 セカンドライフなど既存サービスはユーザー登録が必要で、作成した環境を仮想空間から持ち出すことができなかった。

 ライブリーはまた、ユーザーが自由に個人領域をカスタマイズでき、例えばかっこいいマンション、広大な農場、街並みを背景にした屋上などを設定できる。Eメールやインスタントメッセージでオンライン住所を送り、友人のアバターを招くこともできる。

 同社の技術責任者Niniane Wang氏はネット上の投稿で、「お気に入りのブログやウェブサイトに併設された仮想空間に入ると、家具や環境を見るだけですぐにその空間を作った人の趣味が分かる」と指摘。「アバターの外見をカスタマイズすることで、言葉を使わなくても自分を表現できる。もちろん他のユーザーとチャットもできるし、しぐさで交流することも可能だ」と述べた。

 ライブリーはwww.lively.comからダウンロードできる。アプリケーションはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)フェースブック(Facebook)で使えるようカスタマイズされている。(c)AFP
posted by 手嶋 at 00:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

手嶋さんはビジネスパーソン度は30,840,859

先週リリースした「名刺活用.com」ですが、お蔭様でいくつかの媒体に紹介されました。

7/4の日経産業新聞
nikkei_02-.jpg

ネットでも取り上げてくれるところが出てきています。

下の画像はlivedoorニュース

lived.jpg

下はcybouze.net。ちなみに、オキーフでもグループウェアはサイボウズを使っています。

cy.jpg

有難いです。なむなむ。

以下は名刺活用.comのコンテンツの一部です。
blog読者の方もどうぞお試しあれ。

手嶋さんはビジネスパーソン度は30,840,859[BPP]です。

1ヶ月に名刺を30枚渡す手嶋さんはビジネスパーソン度は30,840,859[BPP]です。
これはスーツ姿の佐藤浩市さんを凌駕する数値です。

渡した名刺は密かに9,300円の経済効果を生んでいます。
その内、2,108円が手嶋さんの会社の利益です。
その内、手嶋さんに還元されるのは11円でしょう。

これまで渡した名刺の内、 220枚は当日の内に無効にされています。
0枚は翌日には二酸化炭素排出のために使われています。
154枚は42日間大切に屋根裏に保管されています。
128枚は机の上にインストールされています。

手嶋さんが貰った名刺は187枚がFBIにマークされています。
名刺入れの上から12番目の名刺の人を信じてみると良いことがありそうです。
その名刺にお湯を注いで8分待つと、1倍の大きさになります。

名刺でわかる ビジネスパーソン度チェッカー : http://www.meishi-katsuyo.com/bpp/


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posted by 手嶋 at 19:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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