2008年09月21日

リーマンとAIGの社員に吉報、シカゴでビール半額

シカゴのレストランがウマイ件。

以下、ロイターから転載。
リーマンとAIGの社員に吉報、シカゴでビール半額

9月21日15時5分配信 ロイター

 9月19日、米リーマン・ブラザーズと米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の従業員に対し、ビール代を半額にするというレストランがシカゴに登場した。リーマン本社ビルを後にする男性、14日撮影(2008年 ロイター/Chip East)
 [シカゴ 19日 ロイター] 経営破たんした米リーマン・ブラザーズと政府による救済が決定した米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の従業員に対し、ビール代を半額にするというレストランがシカゴに登場した。
 同レストラン「The Fifty/50」の共同オーナー、スコット・ワイナー氏は「みんながパニックになっている。彼らに少しでもいいことをしてあげたかった」と語った。AIGとリーマンに勤めていることを証明できれば、誰に対してもビールとおつまみを半額で提供するとしている。
 同サービスは9月中の金曜日と土曜日を除く毎日行われる予定だが、ワイナー氏によると、すでに20─30人が利用している。


このレストランのマーケティング手法は学ぶところが多いと思う。

狙ったのか、違うのか、まったく分からないが、3つの点を注目したい。

まず、年収で2000万円〜数億円(面倒だから5000万円にしよう)というリーマン、AIGの社員が気の毒なのは、

もしも来年無職だとしても、住民税だけでも1000万円とられる(※日米だと税法違うから、ちょっと違うかもしれんけど、まぁあまりズレてはないと思う)

ということで、これ、庶民感覚すれば、可哀想もなにも、意味が分からない。
それなのに、相手を労わる気持ちがあることだ。
褒めているのか、馬鹿にしてるのか分からないが、私がぼけーっと感心した偽ざる本心である。

2点目に、このプランを実行したことだ。
思いついてもなかなかやらんのよね。100人中3人もやらん。あるいは1人もやらないかもしれない。だって、世界中でこれ考え付いた人って、1000人以上おるでしょ?

時流にのった話題というのは、とにかくマスコミに乗りやすいから、やって損はないのに。

米国発のレストランの思い付きが、こうして海の向こうの島国にまで届いている。
この宣伝効果たるや、電ズル(仮名)や、吐く報道(仮名)に依頼したら、平気で10億、100億円とか言うだろう。
それを無料で実現した。

最後に3点目。
リーマンにしろAIGの社員さんにしろ、こういう店に行きたいか? と言われれば、まともな神経であれば行きたくないはずだ。
と私は思う。
とはいえ、そこはやはり一部の社員は「行く」のである。
「イノベーター」や「変わり者」や「余裕ちゃん」というのはいるのだから。だいたい全社員の3〜7%だろう。

副次効果もやたら狙える。
リーマンとAIGとも関係ない客を呼び込む効果がある。
どんな客層か?
私がズバリ予想するのは、ミーハーな物見高い客だろうけど、その次に多いのは、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックスなどの社員さんだと断言する。

そしてさらに、ここで割引をしてもらった、リーマンなりAIGのスタッフは、将来、何かのきっかけで「もう一度、あのレストランでビールを飲みたい」と思う日が来るんだから。

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posted by 手嶋 at 18:24| Comment(0) | 経営・売上拡大・新規顧客獲得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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