2010年07月01日

ワールドカップ、パラグアイ戦を終えて

サッカー日本代表、頑張ってくれたので、ワールドカップ、楽しめた。

カメルーンに1-0勝利は凄いけど、オランダに0-1で負けたのだって、よく頑張ったと思う。信じられなかった。
デンマークの3-1勝利にいたっては、日本代表ではない、違う何かを観ているようだった。

パラグアイの0-0にしても、予選であのブラジルとアルゼンチンを破っているチームと考えただけで、嬉しい。

直前の強化試合を観て、テレビ観るのやめようかと思っていたけど、予想外の活躍。
ってか、なんで大してサッカー好きでもない自分が勝手に失望してるのか、不思議なんだけど、そこはそこ、薄っぺらなナショナリズムが刺激されたんでしょうね、手嶋の分際で。

岡田監督、すみませんでした。

当たり前だけど、我々観てる側は気楽で、やってる方が大変だろうな、と思う。
で、無責任に怒ったり、失望したり、手のひら返したりする。
ま、ノーリスクでそういう「体験」が出来ることも含めて、ワールドカップが面白いのだけど。

そうそう、ワールドカップに関係して、ツイッターでは事件もあった。
大炎上した「デマ」である。

TBSの「朝ズバ」で、みのもんたがPKを外した駒野選手のお母様に電話をかけて「息子さん、失敗しちゃったね」「日本中、がっかりだよ」と謝罪の言葉を促した、と。

このデマが一人歩きして、TBSとみのもんたへの、ネットユーザーの攻撃が始まった。

私も含めて、ほとんど裏をとらずに、どんどんと話が拡散してしまい「信じられない」「人として終わってる」「死ね」などの呟きがツイッターのタイムラインに溢れ返った。

ただ、これはデマで、みんもんたの電話インタビューは放送されていない(インタビューそのものを、したのかどうかは知らないけど、放送されなければ、ないも同じ)。

「みのもんたなら、言いそう」「TBSならやりそう」という「気分」と、ツイッターの伝播性の凄まじさを垣間見た気がきた。
そして、ツイッター独自の伝播機能である「リツイート(RT)」が持つ「迅速性」はある種の「無責任さ」が担保になっている。

試合終了後、レポーターと観戦していた駒野選手のお母様の「申し訳ない。だけど、よく頑張ったと言ってあげたい」というコメントがあり、これは他の選手たちの親族に混ざって映し出されたもので、「つるし上げ」でもなければ、それほど悪意があるものとは受け取れなかった。
しかし、そこだけ、切り取って、上のデマとあわせると、なかなか刺激的な展開になってくる。

さてさて、4年後のブラジルが楽しみになってきたが、果たして、日本がベスト8に進むために、どうするべきか?

戦略を中心とした「進むべき道」やら、若手の海外経験を推奨する、そんな記事を沢山みた。
正直、ルールもよく知らないので、なんだか分からない。
ポゼッションってなに? って感じだ。

ただ、監督や選手だけで、本当にベスト8まで行くのだろうか?

もちろん、勝負事なので、何があるか分からない。

しかしながら、あのワールドカップというものは、ベスト8、あるいはベスト4になるためには、監督、あるいは選手ではどうにもならないような気がするのは私はだけだろうか?
たとえば、私は4年に一度、大騒ぎをする。
ニワカなのである。

本当に4年後、日本を強くしたいならば、4年間、きっちりJリーグの会場の足を運んでお金を落とす。
あるいは、せめてテレビ観戦をして、周りにもその楽しさを伝えて、ファンを増やしていく。

Jリーグにお金が落ちれば落ちるほど、サッカー選手を目指す人が増えるだろう。
そうすれば、ステータスもあがって、さらに好循環が生まれる。

パラグアイ戦を終えて、主将の長谷部選手の言葉にハっとした。

自分はドイツのブンデスリーガに所属しながら「この代表の多くは、Jリーグの選手です。ぜひ、Jリーグで活躍する、個々の選手の応援もお願いします」とコメントした。

まぁ、私自身、本当にそこまでしてサッカーが強い日本が観たいのか? と言われると、考え中。

posted by 手嶋 at 18:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

言い切ること

ツイッターをやっていて、思うことがある。

140文字しかないので、断言をした人の発言が支持される傾向にある。

リツイートと呼ばれる、ツイッター独自の伝播システムについて調べていたときに、感じた。

総じて、ビジネス書、というものは、一種の断言であろう。
300ページを使えるわけだから、部分部分では、様々なロジックや、他の可能性も示唆しながら進むが、それでもやっぱり断言なのだ。

さて、そうすると、80%は正しいと思うが、20%が間違っている、となんとなく感じていても、作者は断言しないとならないフェーズというものがあるのだろう。

そんな視点で、机に積みあがっていた「整理をしなければならない、昔読んだ本」をパラパラとめくっていた。

神田昌典さんの「成功者の告白」という本は面白い。

色々な気付きのある本で、私は3回以上読み返しているが、中には首をかしげるものもある。
こんな一文だ。


収入はシンプルな法則で決まる。どれだけ多くの顧客に役立てるかだ。


なるほど、一見正しいように見えるけど、少し違うのではなかろうか?
少なくとも、中小企業にとっては。

その前に、サーチエンジン対策の話。いわゆるSEO。
様々な要素があるけど、大きな比重を占めているのが

どれだけリンクされているか?

だ。
さらに言えば

良いサイトにどれだけリンクされているか?

になる。
たとえば、本blogも含めて名もなき個人日記100からリンクされているよりも、ソニーとトヨタ自動車と朝日新聞の3社のトップページから
リンクされている方がスコアが高い。

とはいえ、個人日記100からリンクされれば、それはそれで凄いことになるのも事実。
で、先ほどの話。


収入はシンプルな法則で決まる。どれだけ多くの顧客に役立てるかだ。


資本主義経済において、この言葉はおそらく90%正しい。
しかし、年商10億円以下の会社であれば、おそらく正しさは半分になると思う。

もちろん数が少なければリスクが発生する。
理想は1社依存度が5%以下、あたりだろう。

posted by 手嶋 at 18:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

今井彰著「ガラスの巨塔」

今井彰著「ガラスの巨塔」を読んだ。

元NHKの「プロジェクトX」プロデューサーが、退社してから書いた本だ。

いや、退社しなければ、書けなかった本だ。

「卑怯な人間」を、これだけ緻密に描いた物語を、私は知らない。

筒井康隆「文学部唯野教授」の政争にはユーモアがあり、馳星周の書く裏切りには悲壮と必然があった。
北方三国志においても、関羽を殺した糜芳への嫌悪よりも、関羽の大きさが際立つだけだった。

陽のあたらない実力派の男が、ある番組をさかいにトントン拍子に出世をしていく。
そして大組織の論理に絡めとられながら、大きな力を手に入れて、それでも誠実に仕事をこなす。
面白い。

世の常であるが、絶頂期にある強者に、スキャンダルが襲いかかることは少ない。
復讐という名のスープは、冷めた頃が美味いのだろう。

主人公の西悟に、凋落の兆しが現れた頃、いままで溜まりに溜まっていた、男の嫉妬と悪意が四方八方から襲い掛かる。
翻弄される西。
職場での権限をはぎとられ、部下を失い、身体も、やがて精神も壊れていく。

この本によれば、怪文書が有効な業界というのがある。

銀行、NHK、役所など、人のお金を預かる、あるいは徴収して、運営するところだ。
怪文書の有効性、そして男の嫉妬には、なんかしらの因果関係があるんではなかろうか?
怪文書嫉妬曲線、みたいなもので関数化できそうな気がする。

ま、それはいいとして。
いずれにしろ、衝撃的な本だった。

プロジェクトXがやらせではなかった、という主張を、私はこの本で受け入れた。

とはいえ、10年来の友人が、NHKのテレビでやらせの片棒をかつがされたことも知っている。それは、酷い話だった。

結局、プロデューサーにもよるんだろう。

また、海老沢勝二(NHK元会長)の「題材」としての魅力には唸った。
名作「濁流」のタッチで高杉良が書いてくれないものだろうか(すでにあったら、失礼)。

この本は、本屋で手にとって、とりあえず買った。
会社に読むべきビジネス書を忘れてきてしまったので、読み始めたわけだが、一気に読んでしまった。

色々と来るものがあった本であるが、もっとも率直な読後感は「よくも、まぁ、著者にこれだけ書かせたな」というものだった。

裏表紙をみたら、案の定「発行者 見城徹」とあった。

さすが過ぎて、ベッドで吹いた。

posted by 手嶋 at 15:55| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月09日

葦の簾の向こう側

私はメゾネットのマンションに住んでいる。

きとぼーという名の猫がブラインドで遊ぶために、変形してしまった。
使い物にならなくなったブラインドは、ほんとに使い物にならない。

ところで、ネットの有名人でダダ漏れ女子の、そらのさん、という人がいる。

別にスカトロジーとは関係がない。

携帯向け掲示板コミュニティサービス「そらノート」を運営する、株式会社ソラノートの女性社員さんである。

彼女は、美容室で髪を切られる様を、ネットで動画配信するなど、日常生活もダダ漏れで流す。

かと思えば、民主党の仕分け作業をライブ中継したり、孫正義さん×佐々木俊尚さんの対談をダダ漏れする。

もちろん「普通のかわいい女の子が、自分の生活をネットで無防備に垂れ流す」というポジショニングがあった上で、派生した活動なのだが、今ではすっかりジャーナリストだ。

そんなダダ漏れ女子、そらのさんのTwitterは以下。
2万4000人のフォロワーがいる。
http://twitter.com/ksorano

私はメゾネットのマンションに住んでいる。

猫がブラインドで遊ぶために、変形してしまい、使い物にならなくなった。

誰も見ない、ダダ漏れおじさん、である。

100円ショップにいくと、葦(よし)のような素材の簾(すだれ)があったので、買ってきて、装着した。

編みこまれた葦の向こうに、竹が透けてみえるように鉢を移動させると、良い感じになった。簾は100円なので、1ヶ月で壊れてしまっても、いいと思っている。

風情ある、ちょっと漏れおじさん、が出来上がった。

posted by 手嶋 at 16:36| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月13日

値段の話。高いの? 安いの?

牛丼チェーン店の安売り合戦がとまらない。

私は牛丼は吉野家しか食べないので、いくら安くても他のお店で牛丼を食べるつもりもない。
月に一度は、吉野家に行く。
とはいえ、吉野家の牛丼よりも、松屋の焼き豚定食の方が好きだ。だから、松屋へは吉野家より多い頻度で行く。

という、私みたいな人って多いのか思っていたら、実はそうでもないらしいことに気がついた。

ちなみに、ラーメン屋には週に2回は行く。

安売りの話で思い出した話がある。

料金の高い、安いについて。


ある女性がレストランで有名な画家をみつけた。

女性は画家に言った。

「お金を払うので、何か描いていただけますか?」

画家は了承して、ナプキンに線を1本描いた。そして「100万円です」と女性に伝えた。

女性は「3秒もかかっていないのに、ですか? いくら、あなたが有名画家でも、それは高いのでは?」と言うと画家は「いいえ、3秒ではありません。私の画家としての人生50年プラス3秒です」と答えた。


ある宿屋の話。

ボイラーが壊れた。宿屋の主人は自分で直そうと3日くらい奮闘したが、まったく手に負えない。仕方ないので、お金はかかるが、専門家を呼ぶことにした。
専門家は到着してボイラーをみるなり、一発「ゴツン」と叩き、一瞬で直してしまう。
主人は請求書をみて「3秒の作業だったじゃないか? もうちょっと安くならないか?」と交渉したところ、専門家はこう答えた。

「どこを叩けば一発で直るか? それを習得するまでに、私は10年以上の月日をかけました。つまり、この請求書は、10年の経験代金と、3秒の作業代金です」


私はクライアントには、なるべく高い料金にしてください、と伝えることが多い。
それは、高くすれば付加価値をつけようと努力するし、また、クライアント自身が気づいていない、当たり前だと思っているノウハウに価値を見出したりするからだ。

ただ、今のようなデフレの時代だと、それは少し控えた方がいいかな? とも感じている。

時代の空気にあわせてビジネスを組み立てないと、ならないから。

食べ物ひとつでも、美味しさが重要な時代と、安全が大切なタイミング、安さが強みになる時流というのがあるだろう。

いつでも、全て大事だとは思うが、1つだけ打ち出すとしたら? という質問はいつも自分に投げかけておきたい。
posted by 手嶋 at 07:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

たとえば、こんな社長の気持ち、社員の気持ち

仕事のフローがある。

たとえば、顧客名簿の管理。

いままで、人が名刺を並べていた。

これを、システム化すると、効率があがる。

ように見えるが、このフローが、たとえば名前順に並べる、というロジックで成り立っていたら、どうだろう?

顧客名簿の使い方を、
この会社は「リピーターへの販売促進」と位置づけていたら、あいうえお順に意味はない。

いや、年賀状は全ての顧客に出す、という決まりがあるなら完全に無意味ということもないだろうが、大事なことは、名簿の管理ではなくて、名簿を使って売上を作る、ということだ。

つまり、フローが馬鹿だったら、それをシステム化、自動化しても、余計に馬鹿になってしまう。
高速の馬鹿が出来上がる危険性がある。

フローの本当の意味を考えてから、
効率化しないとならないのだけど、
システム開発では、どこか途中でズレてしまうことが多い。

エンジニアはプログラミング的な正しさを追及しても
その向こう側にある業務の意味までは、それほど汲み取ってくれない

優秀なSEはこれができる

意味が大切という話なんだけど、こんな話がある。

たとえば、社長がいつも社員に言っているのは「整理整頓をしろ」だったとしよう。

この社員にこう質問しよう。

「業務で何が大切?」と。

こう答えるだろう。

「はい、整理整頓です。社長がいつも言っています」と。

一見、ちゃんと伝わっているようだけど、この社長が

整理とは必要のないものを捨てること

整頓とは必要なものがすぐに使えるように、しかるべき場所に配置されること

と明確に考えているとして、どれだけスタッフに伝っているだろうか?

社長にとっては当然すぎて、わざわざ言うほどのことでもないと思っているかもしれない。
そして社員は漠然と「片付けておけばいいのか?」と考えてしまう。

さらに言えば、なぜ、この社長がそう言うか?

必要のないものを捨てる意味が、
無駄なものを買わない、
という経費削減の観点から発生しているかもしれない。

整頓こそが労働時間を減らし、
事故や不良品の発生を軽減させる方法である、
という苦い経験から獲得したノウハウだとしたら?

ここまで書いて、
自分もちゃんと出来ていないな、と反省している。

やっていることといえば

なるべくルールを作らない
システム化はしない

である。

出来たばかりの新しい国には、法律がない。
あるのだけど、国民には正しく伝わっていない。

国が栄えたとき、最初に国民が要求するものは、法律の明文化だ。

その時は、しっかり意味を補強しなければならないが、そんなこと、自分に出来るのだろうか? とも思っている。

posted by 手嶋 at 03:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

山本優弥さん、亀田興毅選手

昨日のK-1、応援していた山本さんが敗退してしまった。

まさか自演乙選手が優勝するとは思ってもみなかったのですが、これで彼がK-1最強ということになると、色々と大変だね。

だって、ポスト魔裟斗は強くてイケメンなら、他の誰かでも、なれるかもしれないけど、ポスト自演乙って、けっこう大変だと思うわけだ・・・

さて、亀田興毅vsポンサクレック。
ポンサクレックが判定で勝った。

新チャンピオンが誕生したその瞬間に、
亀田興毅選手はリングの中央から
東西南北と合計4回、丁寧に頭を深々と下げた
亀田興毅選手の姿が印象的だった。

が、試合の後、父親の史郎氏は、判定に不服を唱えて控え室などで大暴れだったらしい。
「こんなジャッジおかし過ぎるじゃねぇか!」
「覚えておけよ。おのれのクビ、とったるぞ、コラ!」
「オレを怒らせたらどうなるか分かってるんかい!」

と、大声で怒鳴りまくり、近くにあった机を叩いたり、椅子を蹴るなど大暴れして、現場は騒然とした雰囲気になったという。

これ、シラフでやってるんだよね? あのおじさん。

ある意味凄いなぁ。

そして、当の亀田興毅選手は自身のblog

負けた直後に


みんないつもいっぱいのコメント、メッセージありがとうございます。

今はただ、

応援して頂いた人に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ほんまにすいませんでした。



とコメントをして、さらに次のエントリーで


みんなほんまにありがとう。

こんな俺なんかにコメント、メッセージをくれる。

こんなにいっぱい、
大勢の人の期待を裏切って
ほんまに申し訳ないと思ってる。

「謝」りたいと「感」じてる。

だから「感謝」って言うんやろな。

ほんまみんなは感謝してます。

それと傷は大丈夫です。

今日病院行って縫ってきたから。

注射は痛かったけど…(笑)

ほんまに注射は嫌い。



とのこと。

あの父子の共通点って、苗字だけで、あとは正反対なんじゃないかな? とさえ思えるんだが。

posted by 手嶋 at 20:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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